第42回医療情報学連合大会  チュートリアル のご案内

 サイバーセキュリティ対応の基礎 

 2022年11月17日(木) 13:30-15:00/C会場+Webexでのハイブリッド

主催:日本医療情報学会 研修企画員会

 


参加は無料です(大会参加者限定です)

※大会のウエビナーを利用しますので、大会参加者は入室可能です。 但し、技師ポイントが必要な方は、下記より必ずご登録ください。※

 

※事前登録は専用サイトから11月1日より開始します。  →ここから申し込み

                    (※登録時のメールアドレスは、大会登録と同じものでお願いいたします)

資料はダウンロードにて配布予定です(演者によっては配布資料がない場合があります)


本セミナでの技師ポイント : 1ポイント(予定・調整中)


 

<概要>

医療機関においてサイバーセキュリティの被害が増大し、早急な対応の強化が求められている。 特に本年度からは、バックアップ体制や組織的なセキュリティ対応が求められてきている。 多くの医療機関では、これまで外部との接続がないことが前提であり、サイバー攻撃は無縁と考えていたところも多い。 しかしながら、サイバー攻撃による被害の増大によって、リモート保守などの接続がバックドアとなり、これらの監視が十分でないことや、内部でのセキュリティに対応する確認や体制も十分ではないことが明らかになった。 特に、診療報酬改定の中でも施設基準に対応が盛り込まれていることもあり、現場でのセキュリティ対応のための対応が急務である。 今後は中小の医療機関でも対応が必要となることが予想されることから、基本的な対応でできる方法として、基本的な事項から段階的な対応として低コストで簡便に対応することも重要になっている。 セキュリティ対策としてはシステム更新に合わせて行うことが多いが、サイバー攻撃は日々巧妙になっていることから、すぐにできることへのヒントとなる内容を紹介する。 本セミナーでは、ハンズオンではないが、実戦に近い形で、容易に入手できるソフトウエアを用いることで、即座に病院内で実戦できる方法を操作を含めて紹介をする。 外部のセキュリティ診断という方法は確実であるが、日常的な状況把握の方法をデモンストレーションする。 さらに、実際のセキュリティ対応として、自主的に脆弱性の確認実や対策を践している医療機関での対応内容や方法を紹介し、今後必要となるセキュリティ体制や対応方法を実例から紹介する。 本セミナーでは、自ら始められることでのサイバーセキュリティ対応を実践し、最終的に医療機関のBCP対応にも繋がることについて理解いただき、医療機関としての対応策の参考にしていただくことが狙いである。

《内容のポイント》
・医療機関におけるセキュリティ対策の基礎
・フリーソフトでセキュリティ診断の概要と方法
・サイバー攻撃への対応
・セキュリティ強化への対応
・医療機関でのセキュリティ対応の実際



(話題提供・デモンストレーション)

山下芳範・福井大学
鳥飼幸太・群馬大学

 

<配布資料>

セミナースライド

<参考資料>

<開示書(MDS)へのリンク>

JAHIS

JIRA

<デモで利用したフリーソフトへのリンク>

NMAP

WireShark