第41回医療情報学連合大会
JAMI研修委員会チュートリアル のご案内
技術解説セミナー
「医療機器のスマート化と医療機関での電波管理の運用」
日時: 2021年11月21日(日) 12:50-14:50
会場: E会場(名古屋国際会議場 2号館2階・会議室222+223)
チュートリアル3
WEBからも参加可能です!!!
主催:日本医療情報学会 研修企画委員会
<参加申し込みについて>
参加は無料ですが、大会参加者限定となります。
大会参加の申し込みもお願いいたします。
メールにて下記の情報を「seminar(at)jami-symp.info」へ送付ください。(at)を@に読み替えてください。
(メールは、自動処理としたいので、HTML形式ではなく、テキスト形式での送付をお願いいたします)
メールのタイトル: JAMI2021チュートリアル申し込み
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第41回医療情報学連合大会
JAMI研修企画委員会チュートリアル 申し込み
所属:
氏名:
連絡先電話番号:
メールアドレス: (違うアドレスに返信を希望する場合)
認定証番号: (技師ポイントを申請する場合)
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技師ポイントについて
本セミナ参加で、大会参加とは別に技師ポイント(1ポイント)の付与を予定しています。
※取得方法の注意※
WEB参加者は、必ずメールにて事前登録をお願いいたします。また、受講時間の
チェックを行い、規定の時間の受講が確認されることが必要となります。
会場参加者は、受付にて技師カードで受講チェックを受けてください。
本セミナーの目的
医療機器をはじめとするスマート化におけるWiFi等の電波利用の理解を深める。
医療機関における安心・安全な電波利用について理解を深める。
医療機関内での医療機器等の電波利用と実際の電波干渉等の問題について理解を深める。
<概要>
近年、医療機器の通信機能の実装などの対応によるスマート化の対応が進んでおり、医療機器もネットワーク対応が求められている。
その中でも無線通信を利用した通信を実装するものも増加しており、これまでの医療情報システムでの無線LAN(WiFi)運用だけでなく、これらの電波利用も考慮した総合的な電波利用が求められている。
医療機関においては、医用テレメータなどのデータ伝送とともに、無線LANや携帯電話などの電波を利用する機器(電波利用機器)の活用が増加し、電波干渉やカバレッジ等での接続の不安定要素が問題となっている。
このような問題を認識し対応を促すために、総務省から「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」が出されており、実際の問題点とともに対応策が公開されている。
本チュートリアルでは、これらの手引が作成された背景や現状を紹介するとともに、この手引の内容にある考慮すべき課題とは何かを解説し、医療機関での電波管理の重要性や今後の対応に役立てられる方法を紹介する。
今後広がるであろう実際のスマート医療機器の実装から、どのような環境が必要でどのような配慮が必要かについても解説する。
最近では、医療機器も無線LANの利用が進んでおり、医療情報システムの無線LANとの共存の必要性や具体的な設計方法の例を紹介する。
特に、コロナ禍により院内でのFreeWiFiの整備が求められているが、医療機関ではスマート医療機器等の通信や電子カルテ等の医療情報システムのWiFi環境も重要であり、干渉を起こさない環境での導入も求められる。
このような業務系WiFi利用と患者サービスのためのWiFiを両立させるための課題と実現するための方法や考慮点も解説する。
また、今後急速に増加するであろうIoTの利用に関しても、IoTで利用する無線通信との共存の必要性や干渉防止についても考察する。
今後の医療機関でのスマート化への対応として考慮すべき点から、実際の環境設計に役立てられる内容をまとめる。
また、電波法改正に伴うPHSの在り方についても触れる。
《内容のポイント》
・スマート医療機器
・医療機器と電波利用
・医療機関における電波管理
(話題提供者) 配布資料は、参考資料のリンクからダウンロードできます。
山下 芳範 (福井大学) 医療機関での電波利用と管理について
花田 英輔 (佐賀大学) 医療機関での電波管理と手引きの内容について
医療機器メーカーからの実例紹介
話題提供者:
日本光電・フクダ電子 (テレメータの電波干渉と対応方法の実例 電波干渉事例・干渉デモ)
WiFi機器からの実例紹介
話題提供者:
アライドテレシス[福田香奈絵] (WiFi技術動向+院内業務系WiFiと患者向けWiFiの共存設計と課題)